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神埜地方の概要
――海に浮かぶ島でのスローライフ――
――旧来の城下町の面影を僅かに残した都市の風景――
――そこに住む人々の間に流れる、ごくありふれた「日常」の時間――
――各地に点在している「日常」と、マップ外の「非日常」を結ぶ公共交通機関――
・・・かなり大げさな書き方かも知れませんが、このような景色を表現したくて作成しました。
※街の発展に伴い、これらの景色は刻々と変化していく可能性がございます。
サテライト【VOL.0083公開時点】
こちらがVOL.0083公開時点での神埜地方のサテライトになります。
実はサテライト自体はVOL.0428の頃とほぼ何も変わっておらず、更に1つ前のVOL.0003の頃と比較すると、恋中海峡大橋が完成し島と本土が鉄道・道路両方で結ばれたことと、東雲島の西側が再構築されて新路線が1つ出来たこと、今回の「新交通」が完成したこと、この3つの変更点が見て取れます。
動画的な部分では、これまでの「一面に広がる美しい砂浜」「お城」「海峡大橋」「VOL.0428で扱ったダイヤ」および今回の「新交通」の計5つが“神埜動画でやりたかった5大要素”であるため、それらが全て出揃った今回はエンディングにてマップ全体の空撮を早足ではありましたがご覧頂きました。
裏話のような何か
実はこのマップ、少なくとも2011年の初夏までは、自分でも作るとは思っていませんでした。
ところが。
偶然にも「ある動画」の存在を知る機会に恵まれ、それがきっかけでその動画を眺めていたのですが・・・
その動画の中に広がる美しい景色を見ているうちに、ふつふつとやる気が湧き上がってきまして。
このやる気があるうちに、1本動画を作るか!と思い立ちました。
「きっかけ」とは恐ろしいものですね。
そして、いざやろう!と思い立った時点で、1本だけ作るのならば「ニコ鉄ウソpart.1」を利用して投稿する手もあるわけで、
「ニコ鉄ウソpart.1でやるか」「ニコ鉄の世界とは離れてやるか」
この2択で、直前まで非常に迷っていました。
迷った理由はいろいろとありますが、最終的には・・・
・ニコ鉄ウソpart.1として投稿するための素材が用意できなかったこと
・作る動画が1本だけとは言え、マップの「開発シーン」を見せるつもりが全くないこと
・そして、そもそもシリーズ動画ではないこと
主にこれらの理由により、神埜の動画に限ってはニコ鉄の世界とは離れてやる方を選択しました。
「シリーズ動画ではない」に関して。
1本だけの前提で製作したわけですから、当然シリーズもののわけがないのですが、そういう意味ではなくて「ニコ鉄ウソpart.1の定義と神埜の動画との方向性が同じではない」という意味です。
ニコ鉄ウソpart.1はニコニコ大百科の記事にもありますように、あくまでもシリーズものを作ろうとしている人向けに後押しをする企画です。
しかしながら、神埜地方の動画の作者としては
あくまでも1話完結の単発動画であって、シリーズ動画ではない
このような認識なのです。
もちろん、VOL.0001の最後では元ネタの様式に合わせる為の演出上とは言え「次回」の表記を出していますし、もしかしたら今後VOL.0001でお見せしなかった場所の動画を、VOL.ナンバーを続き番号にして製作するかも知れません。
その過程で「AからB」の区間をお見せした次の動画で「BからC」の区間を、そのさらに次で「CからD」の区間を・・・と続いていく可能性もあります、むしろその可能性は非常に大きいです。
しかしながら、それらはそれ自身が1話完結の単発動画であり、
VOL.ナンバーは単発動画同士の識別のために付けたナンバリングでしかなく、
シリーズものを作ろうと言う認識ではないのです。
そのような認識であるにもかかわらず、ニコ鉄ウソpart.1の動画として投稿する=ニコ鉄の名を借りる、と言うのは些か都合の良すぎる話だと考えたため、この場でもそのスタンスを明確にすることとしました。
このような話は書かなくて済むに越したことはないのですが、ニコ鉄の場合はぼかさず明確に示しておかないと、日本語を理解できない人たちが色々と吹聴して回りますからね。非常に悲しく、残念なことですが。
マップの造形自体について。
ひょっとすると一部の方は、神埜地方の動画やサテライトをご覧になってお気づきかも知れませんが、このマップには実在する複数の場所を組み合わせている部分がございます。
しかしながら、それら実在の場所を「完全再現」するつもりは一切ありませんので、細かい部分や位置関係などは大きく異なります。
また駅名についても、元々は以前投稿していたニコ鉄シリーズ動画の「次回作」として、2008年くらいから考えていたプロットから大部分を流用したため、各地域ごとにある一定の共通項があったりします。
このあたりの「元ネタ」を探してみるのも、また一つの違った楽しみ方・・・と言えるかも知れません。